覚えておきたい!間違いやすい日本語100選
想要牢记!容易出错的日语100选
「部長、申し訳ありません。今回のミスを反省し、次のプロジェクトでは目標の売上を達成し、汚名挽回します」
“部长,非常抱歉。我会反省这一次的失误,下次的计划一定要达成目标销售额,挽回污名。”
ある販売促進プロジェクトで、残念ながら期待通りの結果を残すことができなかったある若手社員。
在某次的促销计划中,遗憾的没有达成预期值的新社员如是说道。
部長は、彼の次回への抱負を聞いて、心配そうにため息を漏らしました。
部长听他阐述了下一次的抱负后,有些担心的叹了一口气说
「汚名は挽回するものじゃないよ、本当に大丈夫かな・・・」
“污名可不是什么需要挽回的东西啊,真的不要紧吗...”
日本語には、間違いやすい慣用句や熟語がたくさんあります。
在日语中有很多容易弄错的惯用句和熟语。
若手社員の彼も、「名誉挽回」や「汚名返上」と言うべきところを「汚名挽回」と言ってしまいました。
年轻员工就是将“挽回名誉”和“洗清污名”说成了“挽回污名”
普段、何となく聞いていて何となく使ったら間違っている言い方や、いざという時にどっちが正しいか分からない言い方、よくありますね。
平常,总觉得好像在哪听过但用起来便容易弄错的说法,到了需要用的时候就不知道怎样说才是正确的了的说法有很多。
今回は、そういった間違いやすい日本語の中でも特によく使ってしまいがちなものをピックアップして、100個ご紹介します。
这一次在这些容易出错的日语中挑选除了特别常用的100句来为大家介绍。
言葉遣いの間違いを取引先やお客様に指摘されると、非常に恥ずかしい思いをしてしまいますし、指摘してくれない人もいないまま、間違えたままになってしまうこともあるでしょう。
用错了措辞被客户或是客人指出来是一件非常丢脸的事情,可是如果别人不指出错误,那么就会这么一直错下去。
一度確認して、間違えて覚えていないか確認してみましょう。
让我们先来看一次,再试着确认一下自己是否有弄错是否能记住吧。
言い間違い、書き間違いしやすい日本語
容易说错写错的日语
ふと口から出る慣用句、何気なく書いた四字熟語、間違えていませんか?
一度間違えて覚えると、自分で誤りに気付くのは非常に難しいものです。
顺口就说出来的惯用语,无意中写出来的四字熟语,是否有弄错呢?
有了错误的记忆后,想要自己发现错误是非常困难的事情。
×汚名挽回 ⇒ ◯汚名返上
「挽回」とは「もとの状態に戻すこと」。
そのため、「挽回」を使うのであれば「名誉挽回」が正解です。
不名誉な評判を取り払う、と言いたいのであれば、「汚名返上」や、「汚名を雪ぐ(すすぐ)」という言い方をします。
×挽回污名 ⇒ ◯洗清污名
“挽回”的意思是“回到原来的状态的”
所以,如果要使用“挽回”就要说“挽回名誉”才是正确的。
如果是想表示洗清不好的评价的话就要用“洗清污名”或者是“一雪前耻”这样的说法。
×濡れ手で泡 ⇒ ◯濡れ手で粟
「粟」はイネ科の穀物。
濡れた手で粟をつかもうとすると、たくさんの粟の粒がついてくることから、苦労せずに利益を得ることを意味します。
「泡」は「粟」の書き間違いです。
×濡れ手で泡 ⇒ ◯濡れ手で粟(不劳而获)
“粟”禾本科的谷物
用湿着的手去抓粟米,会连带着粘上很多粟米粒,所以这句话的意思是,没有付出辛苦的劳动就获得利益
例子是的错误是将“粟”写成了“泡”
×とんでもございません ⇒ ◯とんでもないことでございます
「とんでもない」は、「思いもかけない、意外である」や「まったくそうではない」ことを意味します。
これを丁寧に言おうとして「ない」を「ございません」に変えようとすると「とんでもございません」となりますが、これは誤りです。
「とんでもない」で一つの言葉ですので「ない」だけを変えることはできません。
そのため、「とんでもない」はそのままにしてその後ろを丁寧な表現にし、「とんでもないことでございます」という言い方にする必要があります。
×とんでもございません ⇒ ◯とんでもないことでございます
「とんでもない」是“出乎意料,意外”“想象不到,没想到”的意思
如果要用更尊敬语气说出这句话就将「ない」变成「ございません」
整句话变成「とんでもございません」这样是错误的。
因为「とんでもない」是一个独立的单词,所以仅仅将「ない」进行变化是不行的。
所以,「とんでもない」不做变化,在后面加上尊敬的表现变成「とんでもないことでございます」这样才是正确的说法。
×心血を傾ける ⇒ ◯心血を注ぐ
「心血」は「精神と肉体」を意味し、「心血を注ぐ」は全ての精神と肉体を使って全力で取り組むことを言います。
「心血を傾ける」は、「全力を傾ける」という表現と混同していると思われる誤りです。
×心血を傾ける ⇒ ◯心血を注ぐ(倾注心血;呕心沥血)
「心血」是“精神和肉体”的意思,「心血を注ぐ」(倾注心血;呕心沥血)是将全部的精神和肉体尽全力的投入进去的说法。
而「心血を傾ける」则是与「全力を傾ける」(倾尽全力)这种表现混淆而导致错误的说法。
原文摘自:社会人の教科書 翻译:知诸学院 四季