五十音順はなぜ「あかさたな」の順番なのか?そういえば「あいうえお」という順番もよく分からない。
为什么日语五十音的顺序是「あかさたな」和「あいうえお」呢?
子どもの頃に習うひらがな。今これを読んでいるほとんどの人が、あいうえおかきくけこ……という順番で習ったはずです。当時はわけも分からず必死に練習していましたが、大人になってからよく考えてみると、1つの疑問が浮かびます。
日本語の五十音は、どうしてこの順番で並んでいるのでしょう?
大多数人应该是都是按照あいうえおかきくけこ……的顺序来学习日语平假名的。拼命死记硬背时可能没有注意,但之后仔细想想便有一个疑问。
那就是:为什么日语五十音图要按照这个顺序排列?
実は、ほかの言語の影響を色濃く受けているのです。
实际上,这是因为日语深受别的语言影响的结果。
子音と母音の組み合わせ
辅音和元音的组合
五十音の特徴として、子音と母音の組み合わせで表現されていることが挙げられます。子音が同じものは縦に、母音が同じものは横に並べられていますよね。
五十音的一大特征是由元音和辅音组合而成,相同的辅音在同一列,相同的元音在同一行。
これは実は、中国語に由来しています。かつて中国では、漢字の発音を示すために「反切」という方法を使っていました。
其实这是从汉语传来的。以前中国为了表示汉字的发音使用了名叫“反切”的方法。
反切とは、2つの漢字を組み合わせて1つの漢字の発音を表現するものです。例えば、「外(guai)」=「五(go)」+「会(kuai)」というように、1文字目の子音と2文字目の母音を組み合わせていたのです。
反切是指把两个汉字组合起来表示一个汉字发音的方法。例如“外(guai)”=“五(go)”+“会(kuai)”,像这样把第一个汉字的声母和第二个汉字的韵母组合起来的方法。
これを日本語の仮名にも応用して、例えば「カ(ka)」行の「ウ(u)」段は「ク(ku)」というように、整然とした長方形の表が作られた、というわけです。
日本人借用了这个方法同样使用在假名上,例如「カ(ka)」行的「ウ(u)」段是「ク(ku)」,于是形成了一个整齐排列的矩形图。
なぜ「あかさたな……」?
为什么是「あかさたな……」?
では、どうして子音は「あかさたなはまやらわ」、母音は「あいうえお」の順番に並べられているのでしょうか?
那么,为什么辅音要按照「あかさたなはまやらわ」、元音要按照「あいうえお」的顺序排列呢?
これはなんと、サンスクリット語に由来しているとされています。サンスクリット語とは古代インドで使われていた言葉で、「梵字」という呼び方もあります。
其实,这个排列方法是借鉴了梵语!梵语就是古印度使用的语言,也称“梵字”。
梵字の例
仏教の研究のために梵字を読む必要があった当時の僧侶は、サンスクリット語を研究する必要がありました。
当时日本的僧人为了研究佛教经典必须会读梵字,因此有必要研究梵语。
そのサンスクリット語では、子音が「あかさたなはまやらわ」、母音が「あいうえお」の順に並べられていたため、日本語にもそれを応用した、というわけなのです。
(※もちろん、日本語とサンスクリット語の発音は正確には違いますが、分かりやすさのためにサンスクリット語も日本語と同じ音として記述しています)
在梵语中,辅音是按照「あかさたなはまやらわ」、元音是按照「あいうえお」的顺序排列的,所以日语也使用了此顺序。
(※当然,日语和梵文的发音有区别,但是在这里为了方便大家理解,我们按照和日语相同的发音来解释。)
五十音順は、中国語とサンスクリット語という2つの外国語から成立しました。ここにも外国のものを受け入れて日本風にするという、日本の特徴が現れているように思えますね。
综上所述,日语五十音顺序是由汉语和梵语这两门外国语言来决定的。从这里我们也可以看出日本文化的特征之一,即吸收外国文化并将其转化成日本风格。
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来源:itmedia.co.jp 翻译:wq19930115
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